2020 ギター機材備忘録
おはようございます。
僕ヤバ更新Botです。(名前を捨てた者)
以前ギターの機材について纏めたんですが
これが好評でも別に何でもなかったんですが、1年で案外機材周りも変わったところが結構あったのでまた纏めます。
正直、去年は(どうせ今年もですが)馬鹿みたいに残業休日出勤の嵐で年間休日90日もいってるかどうかぐらいだったので、どうせ何も変わらないと思っていたんですが意外と機材が増えました。まあ買うぐらいなら多忙でもなんでもできるんでね。腕前はもう察してください。
前回はパパっといったんで今回も近況や雑談はここまでにして話を進めます。
・ギター
上の画像のようにギターが二つ増えました。
わざわざ書くのも怠いので
・一番後ろのストラトと二番目のセミアコは一番最初にリンクを載せた去年の機材まとめブログを
・前から二番目のYAMAHA Revstarは下記のブログを参照してください。
ということで今回は一番前のノンリバースファイアーバード(以下怠いのでノンリバ)に焦点を当てて話します。
このノンリバなんですけど、ESPのギタークラフト学校に通ってた友人に制作を依頼したものです。というよりも突然ギター作ってあげるけど?って聞かれたから制作依頼しました。
後で理由を聞いたら地理的に近くてすぐ渡せることとギター知識が少しある人間に作ろうと思っていたみたいです。マジありがたいです。いやホンマに。
というわけで話が来た途端にノンリバ制作を依頼しました。
ノンリバにしようと決めた理由は
このSonic YouthのMVのサムネイルのノンリバがクールすぎてずっとノンリバ欲しいなぁ…っていうのが
脳裏のめっちゃ隅っこにずっとあったんですが。三年ぐらい。まぁノンリバースのファイアーバードなんかそこら辺にあるわけなくて。
結構諦めかけてたんですが今回ギターを制作してくれるというのを聞いてよしじゃあノンリバにしょう!!!って即決した感じです。
他に合わせて依頼した内容は
・マホガニーボディ
・マホガニーネック
・ローズウッド指板
・トグルスイッチ
・ミディアムスケール、22フレット
・スピードノブ
・TOMブリッジ
・ナチュラルカラー
・セットネック
・ジャンボフレット
・ハムバッカー2発(カバー無し)
・バックコンター
ぶっちゃけ太字のノブとピックアップぐらいしか強く指定してません。
フレットとかブリッジとかネックの接合部とかは楽なやつでいい程度の指示なんで上手くやって頂いて助かりました。
逆に太字の部分、というかピックアップはこちらで指定してRailhammerのHyper Vintageを載せています。
RailhammerはReverend Guitarとかいうメーカーによく乗ってたりしているピックアップなんですがThe Smashing Pumpkinsのビリーコーガンなんかが使っています。低音弦側がバータイプ、高音弦側がポールピースになっている変わった見た目のピックアップです。
要は他はそんな意識していないんですがピックアップだけはオルタナ系のものを使用して音を近づけようとした感じです。
ていうかそもそもSonic YouthのMVのギターに近づける予定ならP90 3発なんじゃないの?と言われそうですが、YAMAHAのギターをちょうどこの時期買ってP90のギターを手に入れてしまったのでやめました。
あと、ハムも実は3発載せられたんですが何乗せればいいかわからなくなったんで2発にしました。(浪漫的はやっぱ3発のほうが格好いいんですけどね。
て、いう感じです。コンデンサとか電装系とか自分は全くわからないので完全にまかせっきりだったんですけれどいい感じに仕上げてくれて感謝しています。
ネックのシェイプとかも特に指定してないんですがギブソンにありがちな丸太ネックとかじゃなくて結構フェンダーギターに近い握りやすいシェイプになっています。
ネック裏とかも凄いべたつかないよう調整してくれているようで助かりました。弦高とかピックアップの高さとかも現地で弾いたとき調整していただけたのでありがたいです。
何度か書いてあることなんですが、自分はギブソン系ギターの音は好きなんですが、レスポールのコンターカットがなかったり、シングルカッタウェイだったり、なんか変なところにセレクタースイッチがあったり、ネックが太かったり重かったりするところが普通に気に食わなかったりするのでこういう調整は非常に有難いです。(もうただのレスポールの悪口みたいになってますが
肝心の音は、Railhammerというピックアップの構想自体がフロントピックアップの音抜けが良くなるよう設計されたようで、ものすごいフロントピックアップがフロントピックアップっぽくないです。(?)
ダンカンのリアのJBみたいな音が、フロントでします。でもJBほどこうゴリゴリ〜!!!って感じでもなくて、なんか不思議な感じです。
逆にリアはごっそりロウが削れてて出力が低いです。リアとフロント逆なんじゃないか?疑惑があったんですがこれであっているみたいで、なんにしても自分はフロントピックアップしか基本使わないので満足しています。
ということでギターの紹介はこんな感じでした。
ということで次はボードの紹介です。
・エフェクターボード
ちょこっと前のボードから変わっています。特に歪が。
1個ずつ解説していきます。
ちなみに接続順は
The BENDS→ピートコーニッシュ BD-1→Xotic EP booster→オペアンプBig Muff→パワーアンプ
あとはセンドリターンでセンド→EQD Dispatch Master→Boss GT-1→リターン
・左上の赤いの パワーサプライ VITAL AUDIO VA-08 Mk-Ⅱ
パワーサプライを変えました。なんか気づいたら周りみんなこれ使ってたので。
18Vが2つ、9Vが6つあって使い心地がいいです。
そんぐらいかな。特に明記することがないです。
・一番右上の黒いの Fender The Bends
コンプレッサーです。ナンバーガールの中尾健太郎さんが使っていたのを見て買いました。
今までコンプらしいコンプを買ったことがなかったので、何ともレビューしづらいです。ノブが青色に光ったり、中央のランプが多分ピークにいくと赤色に点滅したりしてお洒落。使い心地はいい感じです。使い方まだあんまわかんないですけど。1万ちょっとで買ったんで結構感覚的に安く買えたのかなあって感じです。
・下段一番右 Pete Cornish BD-1
~~~~~~回想~~~~~~
先輩「キロネックス君さ、なんか音クソじゃない?」(スタジオ内で最も聞いた音)
俺「う~~~~~~んそうかもしれないっすね~~~~~~~~~~~~」(言われすぎてもう音出ればセーフじゃね?っていう諦めの境地に来てる)
先輩「とりあえずベース用ですごい良いエフェクター買ったんだけどちょっとこれ使ってみてよ」
俺「わかりました~~~~~~~~~ジャラーン....ア~~~なんかいい感じ…いい感じな気がしてきました…」
合わせ
俺「あ~~~~~~これなんか凄い良い…いやおかしいぐらい良い…え、これなんすか?良すぎないですか?え、神ですかこれ?え、ノブをどんな適当に回しても音が抜ける…?なんすかこれ…?やばいっすねこれ…え…買いますわ…これ…」
先輩「ミスがすごい抜けて聞こえるわ」
俺「ごめんなさい…」
先輩「あと5万ね」
俺「わかりました…ごめんなさい…」
2日後
先輩「やっぱ6万5千ね」
俺「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
~~~~~~~回想終了~~~~~~~~
ということでピートコーニッシュのBD-2です。
ノエルギャラガーとか、デヴィッドギルモアとか名だたるギタリストが使っている高級エフェクターです。基本的にこのエフェクターは常時ONです。
定価だと10万円ぐらいする馬鹿高いエフェクターで上の6万5千円はむしろめちゃくちゃ安い部類です。ありがとうございます。しかも先輩も買ったのが上の回想のほんの数日前だったらしいのでさらにありがたい感じになりました。ごめんなさい。本当に。切実に。
値段とか知名度も相まって楽器屋さんに試奏比べに行ったんですが、どこの楽器屋に行っても店員さんに驚かれました。それぐらいやっぱ貴重なエフェクターみたいですね。
肝心の音なんですが、ベース用とあってロウがいい感じに出ます。全然ギター用でも使える感じです。
歪みの感じなんですが、シューゲイザーの音みたいな凄いきめ細かい深い歪み方をします。
前まで使ってたBlackberryでもその他の歪みとかで多く言えることなんですけど、真空管に圧をかけて引いた時、低音弦側で凄いボワって感じがしたりするんですよね(伝わりづらい
なんか風船叩いた感じ?あんま気持ちよくない音するんです。クランチ気味のハムとかだと特に。
なんかそういうもんなんだろうなと感じながらずっと弾いていたんですが、まあやっぱところどころ気になったりしてSick AsとかJan Rayとかそういうトランスペアレント系も欲しくなっていたりしていたのですが。
このピートコーニッシュは低音弦側を弾いた時そのボワっとした感じがなくてそのまま沈み込むような音がするので(伝わりづらい)他の歪と比べるとそういうところが好きかなあって思います。歪みのレンジも広いですしね。
これはこのぐらいで次に
・下段右から二番目 Xotic EP Booster
前回紹介したので詳細は割愛。ブースターです。
・下段右から二番目 エレクトロハーモニクス オペアンプBig Muff
これも前回紹介したので割愛。ファズです。
・下段一番左 EQD Dispatch Master
EQDのDispatch Masterです。リバーブ兼ディレイといった便利ペダル。これも基本的には常時ONです。
これを買おうとした経緯はYoutubeのEQDの公式チャンネルでPavementのフロントマン、スティーブンマルクマスがこのペダルを絶賛していたのでそれに影響して買いました。
Pedal Talk エピソード 1 - Steve Malkmus (The Jicks, Pavement)
↑
これです。EQDの公式チャンネルはMudhoney、スティーヴアルビニ等オルタナで有名なアーティストが日本語字幕付きで機材紹介したりしているので結構参考になります。
使い心地なんですかめちゃくちゃ良いです。雑に繋ぐだけできらきらしたいい音がします。この雑に使っていい音するエフェクターは僕大好きです。
リバーブ兼ディレイということでそれぞれノブがあってMixノブで調整する感じです。これも使いやすいので、2万円代とちょっとお高いですがいい買い物だと思います。
余談ですがこのペダルは中古で買って自分の持っているものはカラー白黒の限定モデルらしいんですが、蓄光タイプのはずなのに全く蓄光しません。パチモンか不具合かわかりませんが、音に支障はないのでそんなに気にしていないです。
とペダルボードはこんな感じ。
あとは最後にマルチのBoss GT-1を繋いでいるんですが前回紹介したので割愛します。
・周辺機器
あとは軽く周りの細々したものを紹介して終わりにします。(手疲れた。このブログ書いてる間にかぐやさんは告らせたい1期見終わりました。)
・弦
文字打つの怠くなってきたのでリンク貼り付けます
最近はこのダダリオのコーティング弦を使ってます。ゲージは10-46。一般的なやつです。
別にこだわりとかもなくコーティング弦だからいっかみたいな程度の認識です。ダダリオ的にはコーティング弦だけど触り心地は普通にニッケル弦と同じものを目指して作ったみたいです。まあ触ってもそんな違和感ないんで良いんじゃないでしょうか。
ちなみにコーティング弦を使う前はロトサウンドをずっと使ってました。就職してからさすがに時間がそんなないし使ってみたらそんな音が劇的に変わったって感じもしないのでコーティング弦に最近ずっとしているんですが、ふと気が付いて、錆を気にするならステンレス弦の方が安いんし良いんじゃないかと近頃感じてきました。
コーティングより材質そのものが錆びにくいステンレス弦の方が強そうだし。(知らんけど) なんでこれからはロトサウンドのステンレス弦を購入すると思います。また変えたらちょっと比較して報告します。
・シールド・パッチケーブル
わざわざリンク貼るまでもないので手で書きますけど
シールドはCANARE
パッチケーブルはEBSのものを使用しています。
CANAREを使っている理由はとにかく安いから
EBSは線が平たく細いためボード内で取り回しがしやすいから使ってます。
これぐらいで他には別段これといった理由がありません。
・ピック
画像だと0.4になっていますけどこれの1mmをずっと使っています。もう2年ぐらい。もうたぶんこれ以外使いません。
ピックは結構色んなものを使ってきて、最終的にこれに落ち着いた感じです。
大きさ、取り回しやすさ、厚さもちょうど良く、何より一番いいのが手からあんま滑りません。
大抵のピック滑りやすいので物凄い使いやすいです。まああと純粋に弾いた時一番しっくりしますこれが。
一番の難点があんまり楽器屋で売ってないこと。サウンドハウスとかで纏めて一度買ってみてください。
ていうことで今回はこんな感じで終わりです。
弾いてみた音源を載せようと思ったんですが、今手持ちの録音機材がスマホしかなくてやばたにえんだったのでLINE 6の録音するマイク的なあれ買ったらまた更新しようかと思います。
それでは。